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2017.12.27更新

やなぎ総合法務事務所|おはよう朝日です。

1.出演オファー~企画打ち合わせまで

このたび,

2017年12月19日(火)やなぎ総合法務事務所の代表司法書士である私、柳本が大阪の朝の情報番組である「おはよう朝日です」の家族信託特集の解説をさせて頂きました。

ご覧いただきました皆様、誠に有難うございました。無事放送も終え、一安心しております。

 

今回のブログでは、このようお仕事をさせて頂きました経緯を少しお話させて頂きます。

 

まずTV出演のきっかけは、『おはよう朝日です』ディレクター中山様が弊所HPをご覧いただいたことです。

中山様からは “年末年始を前にご家族で話し合いをする機会をもっていただくよう

「家族信託」特集をしたい・・・”との依頼をいただきました。

弊所は、主に大阪お住まいのお客様から家族信託についてのご相談を多数いただいております。そのため、少しでも何かご協力できればと思い、今回の出演承諾をさせていただくことにしました。

 

2.打ち合わせ及び内容決定まで

 

12月8日(金)初の打ち合わせとなり、ディレクターが弊所の事務所までお越し下さいました。

私と今回の弊所事務担当者吉村より、約1時間、家族信託の説明と事例紹介を行いました。

家族信託では、様々なことが可能となりますが、放送時間は約10~11分という非常に限られた時間ですので、視聴者の皆様が普段から不安に思われている事柄を全て解説することはできません。

 

ディレクターも

  • ・親なき後に遺される障がいを持つ子の財産管理と資産承継を安心できるものにしたい
  • ・自分が死んだら後妻に遺産を遺したいが、後妻亡き後は、前妻の子に財産を渡したい
  • ・熟年再婚したいが、遺産相続分が減る子供たちが反対している。配偶者に遺した遺産も将来的には子供たちに戻したい
  • ・長男夫婦に子がいないので、長男に遺した遺産が将来長男嫁の親族側に流失するのを避けたい

 

など、このようなケースも非常に興味深いと言っておられましたが、今回は、第一弾の特集ということもあり、多くの方に起こりうる「認知症や急な病気による自宅処分の対策」を事例としてあげていこうということになりました。

 

ただ、余談ですが、家族信託は、他にも、

事業主の方や収益不動産を所有しておられる方等、後継者・相続争いを回避するためにも有効な手段ですので、こういった方は特に、お元気な間にご検討下さい。

次に、いったん台本の元となる事例を弊所よりデータでお送りすることになりました。

 

事例は、もちろん、最近非常に多い「認知症になってしまい、不動産売却ができなくなってしまった事例」のストーリー。

少しばかり脚本家気取りで書いてみました。

なかなか面白かったです。

これをご参考に、放送4日前に第1稿の台本を頂戴いたしました。

こちらの修正確認をさせて頂き、ご変更頂きました。

修正後、VTRが作成されました。

 

3.リハーサル

打ち合わせ

放送前日の朝、リハーサルのため、朝日放送に伺いました。

朝日放送の社員の皆さんは、私のような見慣れない顔にも関わらず、とても明るく、愛想よくご挨拶下さり、とても気持ちのいい思い一日の始まりでした。

私も一事業主としては、社員教育の観点から、非常に見習うべき点が多いととつくづく感心しておりました。

 

スタッフの方から、打合せのお部屋にお通しいただき、その際にTV画面に映される画像データをご確認させて頂きました。

そこでは、出演を終えられた皆様が着替えられたり、化粧を落とされたりもしておりました。

 

放送日の前日 「おはよう朝日です」の番組放送後に、そのまま司会アナウンサー 岩本様とプロデューサー・ディレクター・カメラマンの方等で、実際の撮影場所でリハーサルを行いました。

リハ後打ち合わせ

リハーサルの中で、打ち合わせも兼ね、法律的なご説明をさせて頂きましたところ、数カ所

画像及び台本も変更となりました。

リハーサルから帰って、前日の夕方 変更後の台本をメールで頂き、確認させて頂きました。

リハ

 

4.いよいよ本番

 タクシー

本番当日、早朝の5時にディレクターが手配して下さったお迎えのタクシーが自宅前まで来て下さいました。5時半には、TV局に到着していたかと思います。

タクシー手配

TV局内に入ると、なんと私専用の控え室をご用意くださっていました。

その控え室で放送の最終画像データをお見せいただき、台本等流れの最終チェックをディレクターと弊所所員と共に行いました。

 

リハーサルは6時から15分だけ。

前日にもリハーサルはやっていますので、それほど緊張はせずにいられました。

待っている間、ちょっとブレイクタイムということで、コーヒーとお菓子を頂きました。

本番約5分前に控室まで呼びに来てくださいます。

CM中にスタジオに入り、本番を迎えました。

さすがに、他の出演者の皆様は慣れておられて、非常に和んだ自然な雰囲気のスタジオでした。

 

実は、どういった質問がくるか とかそういったことは事前には一切分からず、全て出演者の皆様のアドリブです。

決まっているのは、司会アナウンサーの岩本様と私の話す内容のみ。

 

私は決まった台本通りのセリフを話すなんて俳優さん達のような芸当はできませんので、「台本と同じ説明でなくてもいいですか?」と事前に確認していました。

「話をする内容が一緒であれば大丈夫。お任せします」と言って頂けていましたので、

いつも通り依頼者の方々やセミナーで話すのと同じように話をしてしまい、台本とはちょっと違っていたような気もします・・・・

 

カメラがたくさんあり、視線をどこに向けたらいいのか・・・

どこを向いて話したらいいのか・・・

初めてのTV出演でしたので、そんなことが本番中も気になっていましたが、

やはり視線が下向き加減でおかしかったようですね。

家族信託 家系図

スタジオ入り

岩本アナ

 

撮影も終わり、

「TV出演、本当に初めてですか?」なんて、岩本アナウンサーや他のスタッフの方々が褒めて下さり、ご迷惑も最小限に留めることができたのかとホっとしました。

 

それにしても、アナウンサーやTVの方々って、前日や当日に一度台本を見ただけで、専門外の難解な法律を理解して、台本も覚えて・・・凄いお仕事だなあと痛感しました。

 

最後は、ディレクターが、記念写真の撮影を促して下さり、弊所関係者と共に、写真を撮って下さいました。

お土産ということで、おはよう朝日ですのキャラクター『おき太君』入りの人形や文房具等様々なグッズも頂戴いたしました。

 

5.最後に

記念撮影

今回は、私及び弊所所員は、大変貴重な体験をさせて頂きました。

至らない点ばかりでスタッフ及び出演者の皆様には大変ご迷惑をおかけしたかと思いますが、皆様方は暖かく見守って下さり、大変感謝しております。

TVをご覧いたただきました皆様、応援下さった皆様、お世話になりました関係者の皆様、誠にありがとうございました。

今回の放送を機に、少しでも多くの皆様が安心して生活していけるよう、今後のことを考えるキッカケとなりましたら、幸甚でございます。

 

また、弊所では随時無料相談会やセミナーを行っておりますので、気になることがありましたら、いつでもお問い合わせの上、ご参加下さい。

おき太くんグッズ2

 

無料相談は以下から

無料相談

投稿者: やなぎ総合法務事務所

2017.12.21更新

平素は格別のお引き立てを賜り誠に有難うございます。
誠に勝手ながら左記の期間を冬季休業とさせていただきます。
休業期間中に頂戴したお問い合わせにつきましては、
1月5日(金)以降にご対応させていただくことになります。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承下さいますよう
お願い申し上げます。
今後とも、ご愛顧賜りますようよろしくお願い致します。

[冬季休業]
12月29日(金)~1月4日(木)

※緊急の際は、直接担当者までご連絡下さいますようお願い申し上げます。

投稿者: やなぎ総合法務事務所

2017.12.18更新

【日時】

平成30年1月27日()・28日()  2日間限定開催予約制

“司法書士・税務コンサルタントがお伝えする相続の基本と対策セミナー”

10:00~11:30 (受付開始/9:30~)相続の基本と対策セミナー

12:00~16:00  個別相談会

 

【会場】

あべのハルカス25階 会議室D 

※近鉄百貨店タワー館地下北口となりの地下1階エレベータより17階でお乗り換え下さい。25階 会場までの直通エレベータはございませんのでご注意下さい。

 

【お申込み方法】

事前電話予約制 0120-021-462 電話でお申込み下さい

※1月10日(水)よりご予約受付開始。1月10日(水)よりご予約を承ります。

 

【お申込み得典】

セミナー参加者限定 無料で軽食・お茶がございます。

アンケートご協力いただきました方には“あんしん相続ガイドブック”プレゼント!!

投稿者: やなぎ総合法務事務所

2017.12.12更新

【状況】

Kさんの父は、10年以上税金の支払いを滞納し、収益不動産と賃料に差押えが多数あり、ローンを支払えない状況にありましたが、先祖代々の土地であり、親族が住んでいるため手放したくないとの依頼でした。これまで、Kさんは父に数百万円の貸付・援助を既にされておりました。

【ご提案】

相続が発生する場合、預貯金と不動産が相続財産に含まれるケースが大半です。預貯金についてはAさん宛ての郵便物などから金融機関を調査し、不動産についても名寄帳を利用し調査をしました。その結果、負債があったものの不動産だけでなく、預貯金、株式口座も相続財産として見つかりました。当職で負債の債務整理を行ったうえで不動産を換価し、現金化する等、すべての相続財産の相続手続きを代行致しました。

 

【結果】

無事、負債の整理、不動産の処分も完了して相続手続きを全て当職で引き受けることで完了しました。相続手続きを全て代行することでご相談者様のご負担を大きく軽減することができます。

 

差押さえ図

 

投稿者: やなぎ総合法務事務所

2017.12.08更新

このたび
代表司法書士 柳本良太が《家族信託》の解説のため、『おはよう朝日です』に出演させて頂くことになりました。

家族や親戚が集まる機会が増える年末年始。両親が元気なうちに考えてほしいのが、
いま注目の《家族信託》です。
いまや高齢者の4人に1人が何らかの認知機能障害を持つと言われる時代。
親が認知症になり介護費用調達のために実家を売買しようと思ったが、凍結されてできなくなった…
そんな財産トラブルで悩まされることが無いように、
改めて《家族信託》について、実例を交えて、司法書士が分かりやすく解説させて頂きます!

ぜひ、『おはよう朝日です』の放送をご覧頂き、これを機会に、ご家族・親戚で今後の生活を改めて
お考え下さい。


放送日程
2017年12月19日(火)7:35過ぎから約10分のコーナー

番組内容
『おはよう朝日です』は大阪を発信地とした関西の朝の情報番組でニュース、天気、スポーツからグルメ、ファッション、健康をはじめとしたあらゆる生活情報をお伝えされております。

出演番組放送時間
月曜〜金曜 朝6時45分〜7時55分放送
放送エリア 大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・徳島県の一部 約2150万世帯
※このうち、7時35分過ぎからの約10分間にて柳本が出演させて頂きます。

投稿者: やなぎ総合法務事務所

2017.11.30更新

前回は相続時に不動産登記の名義変更をすべき3つの理由についてお話しました。

相続時に不動産登記変更をすべき3つの理由【事例あり】

記事の通り、相続時に不動産登記の名義変更はすべきなのですが、名義変更しないで、さまざまな誤解により怠っているケースが多発しております。

では、どうして名義変更をしないのでしょうか?その誤解とは何でしょうか?

今回は皆さんが名義変更をしないケースや登記をしない理由についてやなぎ総合法務事務所がお答えします。

■死亡した人が遠方に土地を持っていた場合に、遺族の方(相続人)が発見することができずに名義変更を怠ったケース

このまま放置しておくと、相続する権利を保有する相続人が時間と共にどんどん増えてしまい、遺産分割がスムーズにいかなくなります。

より多くの時間と費用を要することになってしまいます。

■相続登記をすると、多額の相続税が課せられると思い込んでいる

相続税が課せられるのは、一定の財産を保有する方のみであり、相続案件全体の7~8%程度です。

また、相続税は、たとえ相続登記をしなくても発生します。

むしろ、適正な遺産分割協議を期間内に行わないことで、相続税軽減の特例を利用できなくなりますので、注意が必要です。

■登記済証(権利証)を紛失したため、登記ができないと思い込んでいる

不動産を所有している方は、ほとんどの方が権利証(不動産登記法改正により権利証が発行されていない場合は、登記識別情報通知)をもっておられると思います。

一般的に知られていませんが、権利証を紛失してしまった場合、再発行されることはないものの、相続登記は、基本的には権利証がなくとも行うことができるのです。

そして、新たに所有者となられた方(相続人)に登記識別情報通知が発行されます。

■相続人が(借金などを理由に)行方不明になってしまい、その相続人が不在のため、相続ができないと思い込み名義変更をしなかった。

相続人がなんらかの理由で行方不明になってしまうこともあります。しかし、その相続人不在ではもちろん遺産分割協議は成立しません。

ですから、このような場合に、家庭裁判所に「不在者財産管理人の申立て」を行い、行方不明になってしまった相続人の代わりに、法律の専門家などが家庭裁判所の許可を得て、話し合いに参加し、遺産を分割することができます。

■なんらかの理由で登記をせずに、そのまま長期間経過してしまった場合、罰則を恐れて、名義変更ができなかった。

名義変更をしなかったからといって、罰則などの規定はございません。ですから、すぐに名義変更することをお勧めいたします。

■そもそも登記が必要なことすら知らない。

新しく土地を取得した場合は、所有権の移転登記が必要になりますし、建物を購入した場合などは、所有権の保存、移転登記が必要になります。

自分の土地の権利を守るためにも、登記は絶対にしておくべきです。

【まとめ】

このように、登記手続きには明確な期限が定まっていないために、多くの誤解により名義変更を怠っているケースが見られます。

しかし、どのケースをとってみても、名義変更をしなかった場合のデメリットの方が多く、やはりお早めに名義変更はした方がよいということになります。

皆さんも、大切なご家族や子孫のためにも、相続時にはきちんと不動産の名義変更を行うようにしましょう。

問い合わせはこちらまで

投稿者: やなぎ総合法務事務所

2017.11.17更新

相続時に不動産登記の名義変更をしたほうがいいって皆さんは知っていますか?

やなぎ総合法律事務所でも、相続時の不動産の名義変更業務を行なっていますが、「どうして登記をしたほうがいいのか?」「登記をしないとどうなるのか?」など、メリット・デメリットを理解されていない方も多くいらっしゃいます。

そこで今回は、弊社の事例を取り上げつつ、相続時に名義変更の登記をすべき3つの理由について記事にします。

1、相続時に不動産登記の名義変更をすべき3つの理由

①不動産に関する自分の権利を主張することが困難になる

相続人のうちの一人だけが、たとえその不動産に居住していても、当然に自分のものになるわけではありません。

遺産分割協議をしないで、登記もしないままでいると相続人全員の共有状態となってしまいます。

 

第三者に不動産を貸している場合も自分が所有者であることを主張し、借主から当然に賃料を受け取ることができません。

借主からすると、誰に返済をしたら良いのか分からなくなってしまうからです。

②時が経つとともに相続人が増え、まとまる話もまとまらなくなる

長らく相続登記をしないままでいると、その間に多くのご親戚が亡くなっていたり、相続人が増えてしまっていることが多々あります。

中には、配偶者方の親族や会ったこともない親戚や前妻の子・孫等、かなり遠縁の親戚が相続人になってしまうことがあり、多いときには、相続人が何十人となってしまうこともあります。

兄弟・親子間のみの話合い等であれば、生前の子の負担・墓守等の今後のことを考慮して、ご親族間の心情に沿った遺産の分け方が見出せるかもしれませんが、会ったこともない親戚が関わってくるとなると、そうスムーズにお話は進みません。

相続登記をするには、相続人全員が協議を行うことが前提になりますので、万が一、相続人の中に行方不明者や認知症の方がいると、それこそ相続登記をするのにかなりの時間と費用を要することになってしまいます。

③不動産の売却をしづらくなる

相続不動産を売却するには、前提として相続による登記名義の変更を行う必要があります。

相続によって、誰の名義となるのか分からない状態のままでは、買主さんは不動産の売買契約を行うことが難しくなりますし、不動産業者も敬遠されてしまいます。

仮に、相続登記をしないままで相続人のうちの一人を売主と思い、売買契約を行っても、最終的に協議がうまくいかず、相続人全員の共有となったら、相続人全員が売主となるため、全員が売却額等にも同意した上で売却手続きを行うことになります。

そのため、不動産業者も、相続が円満に行えない可能性がある場合には、買主を探し、契約を進めにくくなってしまうのです。

2、トラブル事例

健二さんは相続に関するHPに「相続登記は期間の制限はなく、必要になったときに登記しても問題ない」と記載されていたことを覚えていたため、

知り合いの司法書士の強い勧めを断って、自分の父である太郎さんの死亡後、太郎の所有である土地の登記をすることなく放置していました。

相続に伴う登記のことなどすっかり忘れて、14年が経過した後、その土地の購入希望者が現れました。

その話を喜んだ健二さんは売却を決めましたが、そのためには相続登記をして土地を健二さん名義にしなければなりませんでした。

そこで司法書士に相続登記の依頼をしました。

相続登記を放置している間に、健二さんの兄弟である健一さん、健三さんがなくなっており、相続人の範囲が広がっていました。(太郎さんが亡くなった直後の話し合いでは、その土地は次男である健二さんが相続することで兄弟間で話がまとまっていました)

そして、その土地に関する事前約束などを全く知らない健二さんとは縁遠い人間同士で遺産分割協議(遺産を分ける話し合い)を行いましたが、

結局まとまらず、売却代金を全員で分けることになり、健二さんの手元には、わずかな金額しか入りませんでした。

すぐに相続登記をしなかったために、ピンクの色の親族同士で遺産分割の話し合いをしなければならなくなります。

相続時に不動産登記変更をすべき3つの理由

※登記とは、不動産の名義変更のことを言います。

3、相続時は必ず不動産登記の名義変更を!!

相続登記とは、相続財産である不動産の名義変更を行う手続きです。

この手続には明確な期限はありませんし、手続きをしないことによる罰則はありません。

しかし、相続登記をしないままでいると、自分が所有者であることが主張できなくなったり、相続財産の売却が困難になったり、遠縁の親族との話し合いを要し、多額の費用と時間を要してしまうことになりかねない等様々なトラブルが起こってしまう場合も多々あります。

ご親族の皆様のために、相続登記は早めにしておくことをお勧めします。

投稿者: やなぎ総合法務事務所

2017.10.25更新

1.成年被後見人の居住用不動産の処分について

 成年後見人は、被後見人の財産に関する法律行為について、包括的な代理権を有しています(民法859条1項)。ところが、被後見人の居住用不動産の処分については、制限があり、裁判所の許可がなければ、処分をすることができません(民法859条の3)。今日は、そもそもこのような許可が必要な理由や、「居住用不動産」とは何か、「処分」とはなにをいうのか、さらには比較的近年に出たこの点に関する裁判例をみていくこととしましょう。

 

2.成年被後見人の居住用不動産の処分について裁判所の許可が必要な理
 従来、成年後見人は、その包括的な代理権限により、成年被後見人の居住用不動産の処分を自由に行うことができました。もっとも、精神医学的にみたときに、被後見人の居住環境の変化が、その人の肉体的・精神的な状態に大きな影響を与えるこというから、平成11年の民法改正により、成年被後見人の居住用不動産の処分について裁判所の許可が必要とされるようになりました。

 

3.「居住用不動産」にあたるかどうかについて

 これまでの実務からすると、居住用不動産とは、被後見人本人が住居として使用している場合に限らず、本人が現在は病院や施設に入所したりしている居住していないものの、将来居住する可能性がある場合、又は過去に居住したことがある場合なども含むとされています。また、後で出てくる近年の裁判例でも、「居住の用に供する建物」を、「現に被後見人が居住しておらず、かつ、居住の用に供する具体的な予定のない場合であっても、将来において生活の本拠として居住の用に供する可能性がある建物であればこれに含まれる」としています。居住用不動産にあたるかどうかは、個々の具体的な事案によって異なります。

 

4.「処分」とはなにをいうか

 「処分」とは、売買や賃貸といった行為のほかに、抵当権等の担保権の設定や家屋の取り壊しといった行為も含まれます。ちなみに、裁判所の許可を得ずに被後見人の居住用不動産の売買などの処分をしてしまった場合、その売買などの処分行為は無効となり、売買などは初めからなかったこととなります。

 

5.最近の裁判例

 最後に、近年出された裁判例を紹介しましょう。これは、被後見人のかつて居住していたマンションが、「居住の用に供する建物」に該当するかが争われ、裁判所では、「居住の用に供する建物」には該当しないとして、売却行為は無効ではないとされた事案です。具体的には、甲さんという女の人が平成7年頃、マンションを購入したものの、その後平成13年に別の場所に転居し、再度、Yさん(甲さんの長男)に平成19年頃、マンションに連れて帰られました。この頃、甲さんは成年後見開始の決定が出されました。その後、甲さんは、平成21年に再び別の場所に移り住み、平成24年頃に老人ホームに移りました。そして、甲さんは、Xさんにマンションを売ったところ、Xさんは、マンションに居住していたYさんに対し、明け渡しを求めて裁判を起こしました。Yさんは、マンションは、民法859条の3にいう「居住の用に供する建物」に該当するものの、裁判所の許可を得ていないから、Xさんと甲さんのマンションの売買は無効と主張しました。東京地方裁判所は、マンションに仏壇や甲さんにとって思い出深い写真等が残っていたとしても、老人ホームに居住する前にはマンションとは別の場所に居住しており、仮に老人ホームを退去することとなったとしても別の場所で、旧知で親しい間柄の乙さんと居住することが可能であるなどとして、マンションの売却に裁判所の許可が必要ではなく、売買は有効であると判断しました(東京地裁平成28年8月10日判決)。このように具体的な事案に即して「居住の用に供する建物」に該当するかの判断をした裁判例は少なく、実務的にも重要な裁判例といえるでしょう。

 

6.最後に

 被後見人が不動産を所有しているような場合で、処分を行う可能性がある場合は、後見業務とともに登記も行うことができる司法書士に依頼することがスムーズでかつ余計な費用もかかることなく手続きをすすめることができます。

 

 

弊所では、こういった成年後見業務も取り扱っております。初回無料でご面談させて頂いておりますので、仕事終わりなどにもお立ち寄りいただけます。お気軽にご相談ください。

無料相談可能ですのでなんでもご相談下さい。

 

不動産取引による登記、相続登記など、無料相談を随時承っております。

司法書士業務(登記、裁判、債務整理、遺言、相続、後見など)

土地家屋調査士業務(表示登記、滅失登記など)

困った事やお悩みの事があれば、なんでもお気軽にご相談下さい。

弊社には、司法書士数名及び土地家屋調査士数名が在住しておりますので、様々な見解からのお客様に合う計画を検討し、より良いものへと変えてゆきます。安心してご相談下さい。

他にもまたセミナーを開催しますので詳しくはフリーダイヤルまたはEメールまでお問い合わせください。

 

フリーダイヤル 0120-021-462

info@yanagi-law.com

投稿者: やなぎ総合法務事務所

2017.10.16更新

事業拡大に伴う人員補充です。

【応募資格】

①司法書士有資格者 (※簡裁代理権はなくても応募可能・今年度合格者も可能)

②司法書士補助者(正社員)

③司法書士補助者(パート・アルバイト) (※正社員登用制度あり)

 

【応募方法】

まずは、履歴書・職務経歴書または自己PRを下記宛先(郵送先宛名)までご郵送下さい。書類選考を通過された方についてのみ、お電話にて面接選考(1回または2回)日程のご連絡をさせて頂きます。

※不採用の際は、弊所にて頂戴しました書類は破棄させていただき、ご返還しておりませんので、ご了承下さいますようお願い申し上げます。

 

<郵送先 宛名>

〒545-0052 大阪市阿倍野区阿倍野筋三丁目10番1号  あべのベルタ 3009号

やなぎ総合法務事務所 採用担当者 宛

 

【業務範囲】

司法書士業務全般(不動産登記、商業登記、成年後見、相続、債務整理、裁判業務、交通事故等)

土地家屋調査士業務(建物表題登記・土地測量)(※同事務所内、土地家屋調査士にて)

行政書士業務全般 (各種許認可、契約書作成等)

※司法書士 登記業務7割、債務整理・成年後見・裁判・信託・相続(遺産整理)業務2割、土地家屋調査士・行政書士業務1割です。

 

①司法書士有資格者 (※簡裁代理権はなくても応募可能・今年度合格者も可能)

 
【業務内容】

決済立会い・登記申請書等その他一切の書類作成・銀行や取引先業者との打ち合わせ・見積もり作成・登記申請・戸籍調査等

依頼者との面談、裁判書類作成、裁判所・依頼者・保険会社等の打ち合わせ・和解交渉等

 

【勤務時間】

9:00~18:00(昼休み休憩1時間)

 

【休日・休暇】

週休2日・祝日

年末年始・夏季休暇

有給休暇(法定通りの支給となります)

 

【待遇】

・給与:25~35万円 (経験・資格等によりご相談させて頂きます)

 ・賞与:年2回(前年度実績 10万円~給与4ヶ月分) ※業績及び個別事務所への貢献度等による

・昇給:年1~2回 (前年度実績 5,000~5万円) ※業績及び個別事務所への貢献度等による

・交通費全額支給

・会費全額負担

・司法書士登録費用 立替払い可(勤続2年で全額免除)

・各種社会保険完備(試用期間終了後)

・試用期間3ヶ月有

 

②司法書士補助者(正社員)
 

【業務内容】

決済立会い補助・登記申請書等その他一切の書類作成・銀行や取引先業者との打ち合わせ・見積もり作成・登記申請・戸籍調査等

依頼者との面談補助、裁判書類作成補助、裁判所・依頼者・保険会社等の打ち合わせ・和解交渉の補助 等

 

【勤務時間】

9:00~18:00(昼休み休憩1時間)

 

【休日・休暇】

週休1または2日・祝日  (1ヶ月に2回 土曜日または日曜日10:00~18:00勤務 応相談)

年末年始・夏季休暇

有給休暇(法定通りの支給となります)

 

【待遇】

・給与:18~25万円(経験・資格等によりご相談させて頂きます)

・賞与:年2回  (前年度実績 10万円~給与4ヶ月分)※業績及び個別事務所への貢献度等による

・昇給:年1~2回 (前年度実績 5,000~5万円)※業績及び個別事務所への貢献度等による

・交通費全額支給

・各種社会保険完備(試用期間終了後)

・試用期間3ヶ月有

   

③司法書士補助者(パート・アルバイト) ※正社員登用制度あり

 
【業務内容】

銀行・取引先への書類の受け取り・返却・返却書類の作成・顧客情報入力等簡単なPC入力作業

法務局調査、役所調査・コピー・資料整理・接客応対

 

【勤務時間】

週3日以上で勤務時間・勤務日 応相談

 

【休日・休暇】

祝日 及び 平日・土日につき、勤務条件に応じる

年末年始・夏季休暇

 

【待遇】

・時給:1,000~1,500円(経験・資格等によりご相談させて頂きます)

・交通費全額支給

・正社員登用制度有り(能力・経験等に応じる)

・雇用保険・労災完備 (勤務日数等に応じて社会保険加入も検討させて頂きます)

・試用期間3ヶ月有(試用期間中 時給950円)

 

【職場環境 及び 福利厚生】

・ウォーターサーバー・電子レンジ・冷蔵庫・冷凍庫・休憩室・応接室 完備

・取引先及び所員向け 研修・ロールプレイング・勉強会制度あり

 

【アクセス】

・あべのベルタ3階  地下鉄谷町線「阿倍野駅」 7号出口直結

・阪堺電気鉄道上町線「阿倍野」停留所前

・JR各線「天王寺駅」 地下鉄御堂筋線「天王寺駅」

 近鉄南大阪線「阿部野橋」各駅下車。南へ徒歩5分

 

【事務所内の雰囲気等】

・開業8年目の事務所ですが、人員増加・事業拡大のため、ご一緒に業務に従事いただける所員の方々を募集させて頂いております。

やなぎ事務所では、司法書士・土地家屋調査士・測量士・行政書士・宅地建物取引主任者・CFP・相続診断士・簿記等、業務上付随関連するさまざまな資格の保有者が多数在籍しており、

20代前半~50代まで幅広い年齢層の方々が、自分の得意分野を磨こうと、高いモチベーションの元、業務に励んでいます。

 

人とのコミュニケーションが得意な方、書類の作成が得意な方、司法書士に限らず、多くの知識をお持ちの方、PC・ネットワーク環境整備が得意な方、あるいは、

業務経験・事務経験は全くなくとも、積極的・主体的に業務に取り組む意欲のある方、さまざまな方がご自身の能力を発揮できる場を提供できるよう、希望をお聞きした上で、人員配置にも気を配らせていただいております。

 

・昼休みは、近くのキューズモールや商店街等で食事をとる方、休憩室でお弁当を食べる方 さまざまです。まれにランチミーティングを行う部門もあります。

・事務所の成長と共に、お客様へのサービス向上及び事務処理の円滑のためのシステム再構築中です。また、事務所の成長に伴って、所内の環境整備・福利厚生制度の充実も随時検討しております。

・事務所員数は現在約25名で、女男比1:3程度の事務所構成となっています。

男女問わず、アットホームで和やかな雰囲気です。

 

投稿者: やなぎ総合法務事務所

2017.09.28更新

こんにちは、やなぎ総合法務事務所です。
皆さんはご自宅の登記簿(今は全部事項証明書といいます)をご覧になったことはありますでしょうか?

法務局で登記簿を取ろうとしたら、住居表示でなく地番でお願いしますと言われ、
地番がわからなかったという経験をされた方も多いのではないでしょうか?

地番とは、おおざっぱに言えば、法務局が土地に付けた番号で、○○市△△××番地と表記されます。
登記簿はこの地番で表されます。

これに対して住所(正確には住居表示といいます)は、市町村が建物に付けた番号で、○○市××▲丁目△番●号と表記されます。
日頃郵便などでよく使うのはこちらですね。

昔は一致していたのですが、分筆合筆を繰り返すうちに地番で住所を特定することが難しくなり、住居表示が実施されるようになりました。

地番を知る方法はいろいろありますが、まずはご自身の権利証か固定資産税の納税通知書でご確認ください。
もしくは法務局に問い合わせれば調べてくれます。窓口で聞くか、電話でも教えてくれます。

皆さんも一度ご自宅の登記簿をご覧になってみてはいかがでしょうか?
さまざまな業務がございます。弊所では無料でご面談させて頂いておりますので、仕事終わりなどにもお立ち寄りいただけます。お気軽にご相談ください。
無料相談可能ですのでなんでもご相談下さい。

不動産取引による登記、相続登記など、無料相談を随時承っております。
司法書士業務(登記、裁判、債務整理、遺言、相続、後見など)
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困った事やお悩みの事があれば、なんでもお気軽にご相談下さい。
弊社には、司法書士数名及び土地家屋調査士数名が在住しておりますので、様々な見解からのお客様に合う計画を検討し、より良いものへと変えてゆきます。安心してご相談下さい。
他にもまたセミナーを開催しますので詳しくはフリーダイヤルまたはEメールまでお問い合わせください。

フリーダイヤル 0120-021-462
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投稿者: やなぎ総合法務事務所

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