やなぎ総合法務事務所|おはよう朝日です。

1.出演オファー~企画打ち合わせまで

このたび,

2017年12月19日(火)やなぎ総合法務事務所の代表司法書士である私、柳本が大阪の朝の情報番組である「おはよう朝日です」の家族信託特集の解説をさせて頂きました。

ご覧いただきました皆様、誠に有難うございました。無事放送も終え、一安心しております。

 

今回のブログでは、このようお仕事をさせて頂きました経緯を少しお話させて頂きます。

 

まずTV出演のきっかけは、『おはよう朝日です』ディレクター中山様が弊所HPをご覧いただいたことです。

中山様からは “年末年始を前にご家族で話し合いをする機会をもっていただくよう

「家族信託」特集をしたい・・・”との依頼をいただきました。

弊所は、主に大阪お住まいのお客様から家族信託についてのご相談を多数いただいております。そのため、少しでも何かご協力できればと思い、今回の出演承諾をさせていただくことにしました。

 

2.打ち合わせ及び内容決定まで

 

12月8日(金)初の打ち合わせとなり、ディレクターが弊所の事務所までお越し下さいました。

私と今回の弊所事務担当者吉村より、約1時間、家族信託の説明と事例紹介を行いました。

家族信託では、様々なことが可能となりますが、放送時間は約10~11分という非常に限られた時間ですので、視聴者の皆様が普段から不安に思われている事柄を全て解説することはできません。

 

ディレクターも

  • ・親なき後に遺される障がいを持つ子の財産管理と資産承継を安心できるものにしたい
  • ・自分が死んだら後妻に遺産を遺したいが、後妻亡き後は、前妻の子に財産を渡したい
  • ・熟年再婚したいが、遺産相続分が減る子供たちが反対している。配偶者に遺した遺産も将来的には子供たちに戻したい
  • ・長男夫婦に子がいないので、長男に遺した遺産が将来長男嫁の親族側に流失するのを避けたい

 

など、このようなケースも非常に興味深いと言っておられましたが、今回は、第一弾の特集ということもあり、多くの方に起こりうる「認知症や急な病気による自宅処分の対策」を事例としてあげていこうということになりました。

 

ただ、余談ですが、家族信託は、他にも、

事業主の方や収益不動産を所有しておられる方等、後継者・相続争いを回避するためにも有効な手段ですので、こういった方は特に、お元気な間にご検討下さい。

次に、いったん台本の元となる事例を弊所よりデータでお送りすることになりました。

 

事例は、もちろん、最近非常に多い「認知症になってしまい、不動産売却ができなくなってしまった事例」のストーリー。

少しばかり脚本家気取りで書いてみました。

なかなか面白かったです。

これをご参考に、放送4日前に第1稿の台本を頂戴いたしました。

こちらの修正確認をさせて頂き、ご変更頂きました。

修正後、VTRが作成されました。

 

3.リハーサル

打ち合わせ

放送前日の朝、リハーサルのため、朝日放送に伺いました。

朝日放送の社員の皆さんは、私のような見慣れない顔にも関わらず、とても明るく、愛想よくご挨拶下さり、とても気持ちのいい思い一日の始まりでした。

私も一事業主としては、社員教育の観点から、非常に見習うべき点が多いととつくづく感心しておりました。

 

スタッフの方から、打合せのお部屋にお通しいただき、その際にTV画面に映される画像データをご確認させて頂きました。

そこでは、出演を終えられた皆様が着替えられたり、化粧を落とされたりもしておりました。

 

放送日の前日 「おはよう朝日です」の番組放送後に、そのまま司会アナウンサー 岩本様とプロデューサー・ディレクター・カメラマンの方等で、実際の撮影場所でリハーサルを行いました。

リハ後打ち合わせ

リハーサルの中で、打ち合わせも兼ね、法律的なご説明をさせて頂きましたところ、数カ所

画像及び台本も変更となりました。

リハーサルから帰って、前日の夕方 変更後の台本をメールで頂き、確認させて頂きました。

リハ

 

4.いよいよ本番

 タクシー

本番当日、早朝の5時にディレクターが手配して下さったお迎えのタクシーが自宅前まで来て下さいました。5時半には、TV局に到着していたかと思います。

タクシー手配

TV局内に入ると、なんと私専用の控え室をご用意くださっていました。

その控え室で放送の最終画像データをお見せいただき、台本等流れの最終チェックをディレクターと弊所所員と共に行いました。

 

リハーサルは6時から15分だけ。

前日にもリハーサルはやっていますので、それほど緊張はせずにいられました。

待っている間、ちょっとブレイクタイムということで、コーヒーとお菓子を頂きました。

本番約5分前に控室まで呼びに来てくださいます。

CM中にスタジオに入り、本番を迎えました。

さすがに、他の出演者の皆様は慣れておられて、非常に和んだ自然な雰囲気のスタジオでした。

 

実は、どういった質問がくるか とかそういったことは事前には一切分からず、全て出演者の皆様のアドリブです。

決まっているのは、司会アナウンサーの岩本様と私の話す内容のみ。

 

私は決まった台本通りのセリフを話すなんて俳優さん達のような芸当はできませんので、「台本と同じ説明でなくてもいいですか?」と事前に確認していました。

「話をする内容が一緒であれば大丈夫。お任せします」と言って頂けていましたので、

いつも通り依頼者の方々やセミナーで話すのと同じように話をしてしまい、台本とはちょっと違っていたような気もします・・・・

 

カメラがたくさんあり、視線をどこに向けたらいいのか・・・

どこを向いて話したらいいのか・・・

初めてのTV出演でしたので、そんなことが本番中も気になっていましたが、

やはり視線が下向き加減でおかしかったようですね。

家族信託 家系図

スタジオ入り

岩本アナ

 

撮影も終わり、

「TV出演、本当に初めてですか?」なんて、岩本アナウンサーや他のスタッフの方々が褒めて下さり、ご迷惑も最小限に留めることができたのかとホっとしました。

 

それにしても、アナウンサーやTVの方々って、前日や当日に一度台本を見ただけで、専門外の難解な法律を理解して、台本も覚えて・・・凄いお仕事だなあと痛感しました。

 

最後は、ディレクターが、記念写真の撮影を促して下さり、弊所関係者と共に、写真を撮って下さいました。

お土産ということで、おはよう朝日ですのキャラクター『おき太君』入りの人形や文房具等様々なグッズも頂戴いたしました。

 

5.最後に

記念撮影

今回は、私及び弊所所員は、大変貴重な体験をさせて頂きました。

至らない点ばかりでスタッフ及び出演者の皆様には大変ご迷惑をおかけしたかと思いますが、皆様方は暖かく見守って下さり、大変感謝しております。

TVをご覧いたただきました皆様、応援下さった皆様、お世話になりました関係者の皆様、誠にありがとうございました。

今回の放送を機に、少しでも多くの皆様が安心して生活していけるよう、今後のことを考えるキッカケとなりましたら、幸甚でございます。

 

また、弊所では随時無料相談会やセミナーを行っておりますので、気になることがありましたら、いつでもお問い合わせの上、ご参加下さい。

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